古民家と伝統とプロダクト。

宮島の一棟貸し古民家宿がハブとなる、職人とデザイナーと使い手の視点が交差するPOPUPストア。 削りたての木の香りを楽しむフレグランスツール「KiKiKi」や、バターナイフを一体化させた杓文字「MIYAJIMA PADDLE」など、 これからの時代を見据えて生まれた新しいプロダクトや、その生まれる過程を感じれる場となります。5/12は、宮島口マルシェの1ブースとして、5/18-19週末2日間は、デザイナーや職人との交流やワークショップの場として、なかなか接点のない方々の交わる場となれば幸いです。

開催期間 通常13:00~17:00

5/8(水) 5/9(木) 5/12(日)10:00~ 5/15(水) 
5/18(土)11:30~17:00 在廊
5/19(日)10:00~15:00 在廊
※期間内その他は不定期開催

会場詳細 googlemap

宮島の古民家と風習を残す営み

北之町 厳妹屋

明治時代にも遡る古民家が立ち並ぶ宮島の町家通り、空き家を古いまま維持するための試みとして、一棟貸し古民家宿を営む「厳妹屋」。 伝統工芸の職人さんや、デザイナー、日本人と外国人観光客、宮島に住む方と対岸に住む方、様々な交流のきっかけづくりの場として、新たに意味を模索中。

北之町 厳妹屋 WEB SITE

削りたての木の香りを楽しむフレグランスツール

KiKiKi

デザイナー : HEREDIA KOMIYAMA
職人さん : 松葉製作所

私たちに温もりや癒しをあたえてくれる樹木。 樹木の世界は奥深く、樹種によってそれぞれ木目、色、香りが異なり個性的です。木聞器は、樹木が自然に持つ香りや美しさを愉しむ、全く新しいパーソナルリフレッシングプロダクト。子どもの頃に削った鉛筆のように自分の手で木を削り出す感覚や音、杯の中で花のように広がる美しい木目、それぞれの木が持つ清涼感ある香りが人の様々な感覚を刺激し新鮮なインスピレーションを与えてくれます。お茶を一服する静かなひとときで気分を切り替えるようにオフィスや自宅、森から遠く離れた都会の中で森林を一服。森林を味わう愉しみ - 木聞器。

江戸から続く染物にナノテクノロジーを加えた撥水ストール

weather - bingo kasuri stole

デザイナー : HEREDIA KOMIYAMA
職人さん : 備後絣職人の方々

備後絣(びんごがすり)にナノテクノロジーを加えて生まれ変わった多機能コットンストールです。通気性や吸水性は、昔も現在も、強い日差しや蒸し暑い夏を快適にし保温性は、空調の利きすぎる室内や肌寒い季節にも活躍します。この伝統的な備後絣の機能に、さらに現代の技術で「撥水性能」を加えることでいざという時に役立つ、いつでも身につけられるコットンストールとなりました。

ビールとコーヒーに合う点と線の将棋

いえしょうぎ

デザイナー : Sukima.
職人さん : Sukima.

駒の動きを点と線であらわした将棋です。初心者や漢字のわからない外国人の方でも、パッと見て点と線で駒の動きが分かるので、感覚的に将棋を楽しむことができます。シンプルなデザインなので、このまま机の上に出しておいてインテリアとして使っても素敵です。 ルールはもちろん、将棋と一緒。 相手の先の先の先の先の先の…一手を読んで、王様を手に入れたほうが勝ちです。小さなお子様とは、将棋崩しや将棋たおしなどをして遊ぶこともできます。 「王」「飛車」「角」「香車」といった物々しさからちょっと離れてスマートになった、おうちのかたちのデザイン将棋。 無垢の木でできた駒は、ひとつひとつに木目の表情があり、使うたびに愛着が湧いてきます。家族でずっと遊べる将棋、子どもたちへのプレゼントにもおすすめです。

森のモビールおうちに吊る抽象的な節句飾り

森のモビール

デザイナー : Sukima.
職人さん : Sukima.

鹿と鳥。木々と山。真鍮と木製の森のモビール。たくさんの木の中に現れる鹿や鳥が見え隠れする森をイメージした、森のモビールです。 真鍮の山パーツ2つと、木製の山パーツ1つを組み合わせた大きな森の下には、あたたかみのある天然木で作られた、鹿や鳥や木々のオーナメントが11個セットになっています。 シンプルなデザインなので、お部屋のインテリアとして一年中お使いいただけますが、星や雪だるまや靴下、トナカイのようにも見えるパーツがついているので、 クリスマスのモビールとしてもおすすめです。家の中に、ゆらゆらゆれる、小さな森をかざって森林浴をしてみてください。

バターナイフと杓文字の一体化

MIYAJIMA PADDLE

デザイナー : フジモトプロ
職人さん : 倉本杓子工場

伝統工芸の技術をつかって、今の文化に杓文字の用途を再構築した試み。 宮島を代表する工芸品であるしゃもじ(杓文字)の新たなデザインとして、ご飯(お米)をよそうしゃもじと、パンにバターやジャムを塗るためのバターナイフを一体化させた製品を提案。 パンを食べる機会が増えた現代の日本の食生活を反映した道具であり、近年増えている外国人観光客向けのお土産としても期待される。

伝統と今、広島の職人さんの竹細工

竹細工のかご

デザイナー : FAVOR
職人さん : 竹原のかご職人さん

生活用具、農具、漁具として、日本各地で作られてきた竹かご。 柔軟で堅牢な竹は、編み方次第でざるやかごに、花器やうちわに、そして楽器や家具にもなる懐の深さが魅力です。 広島でも、竹細工がさかんな地域・竹原市ではこの道20年の熟練の職人さんに加え、工芸家を目指す若い作家さんの移住などもあり日々、新しい竹の工芸品が生まれています。 今回は展示にあわせて、雑貨屋の視点でセレクトした竹かごをご紹介します。

花器になるワイングラス

mizukiri

デザイナー : ハンクラデザイン
職人さん : 北村妙子

建築家として活動しながら、新しいプロダクトを生み出しているハンクラデザイン。 物の在り方をいろんな角度がから見ることができるからこそ、これまでにないプロダクトが、このワイングラス。 ワイングラスをさかさまにしてみる、そのシルエットは、見方を変えたからこそ見えてきた、新しい美しい形。

木のろくろペンダント照明

NUTTS ( Lamp)

デザイナー : ハンクラデザイン
職人さん : さしものかぐたかはし/村上工芸

気持ちを和やかにする、小さくて温かい光を作りたい。街の歯医者さんの為に作った木の照明。 木工職人が1つ1つ手仕事で杉の木塊をくり抜き、木の実のようなコロンとした形に成型。 技と素材と形とが調和して、優しい空間に演出します。

掛軸の裂を利用したポストカードを飾るための額

フジノマノガク

デザイナー : フジモトプロ
職人さん : 藤の和

掛軸などで使う裂(きれ)には、素敵な模様のものがたくさんあります。 「フジノマノガク」は、その裂で装ったポストカードや写真を飾るためのフレームです。 それは書を掛軸に仕立てるように、お気に入りのポストカードを装い飾ります。 外枠と裂が貼ってあるパネルでポストカードを挟んでセットするだけなので、気軽に交換することもできます。 裂とのバランスを見ながらしつらえる時間もぜひお楽しみください。

酸味の少ない香り豊かなコーヒー

MOUNT COFFEE Sukima.blend

5/18-19のみ

日常に溶け込む味わい深いベーグル

吉野商店

5/18のみ

MEDIA

と、つくる 協業から生まれた木の香りを楽しむプロダクト HEREDIA KOMIYAMA - KiKiKi
と、つくる コラボで実現した食べるを楽しむ将棋プロダクト INTUS. - いえしょうぎ
と、つくる 鋳物メーカーと作る 新しい形の貯金箱 フジモトプロ
と、つくる 木育から考えた、学習机を作るプロジェクト ハンクラデザイン